ファーストリテイリング(9983)
6月13日から18日にかけて200株をトレードしました。

6月13日(金曜日)買建
ファーストリテイリング(9983)の株価は6月9日以降下げ続けており、12日時点で47,180円でした。
「13日のメジャーSQを経てトレンド転換し、48,000円あるいは49,000円あたりまでは上昇するだろう」と考え、意気揚々と買建。
ところが。
イランとイスラエルの情勢悪化というハードなアクシデントが発生し、株価は急落。
この日、株価は46,000円を割って下落し、200株合わせて20万円を超える含み損を耐える時間を過ごします。
後場になると株価は徐々に回復し、終値では46,420円で大引け。
この株価回復の兆しに一縷の望みを託します。
16日(月曜日)逃げ場をスルーし翌日以降に賭ける
週明け16日(月曜日)、続落と思われた株価はまさかのギャップアップ。
後場には一時47,150円まで上昇し、ほんの9,000円ではありますが利確のチャンス。
絶好の逃げ場となりましたが、欲を出しそのままホールドの判断をし、翌日に持ち越します。
17日(火曜日)株価は下へ そして誤って損切り→買い直し
17日(火曜日)株価はギャップダウンから深く下へ。
またも我慢の時間を過ごす羽目に。
そんな中、デイトレで100株を取引中、この返済操作で誤ってスイングの200株を返済してしまいます。
これでマイナス170,625円の損切り。
まだ返済するつもりではなかったため、慌てて再度200株を買建。
幸いこの間に株価は動かず、同値で買い直すことができました。
18日(水曜日)買い直した200株を利確 爆益もプラ転には至らず
そして18日(水曜日)。
いよいよその時はやってきます。
株価はギャップダウンからグイグイと上昇。
が、やはり時折押し目はやってくるわけで、「このあたりで利確しておいたほうがいいのでは?」という思いも湧き上がります。
そこで、100株を利確しておき、残り100株でリスクを負いながら上を目指す作戦を実行。
100株を46,730円で売埋し、+47,000円を利確します。
結果的にはこの作戦が「失敗」とは言わないまでも、なかなかにもったいない結果となりました。
ホールドしたほうの100株を47,500円で売埋できれば、今回のスイングトレードで損失は出ない計算。
できれば明日以降に持ち越して47,500円を目指したかったのですが、なにぶんイランイスラエル情勢が不穏すぎるため、万が一のことを考えて47,320円で決済し、+106,000円を利確。
200株のスイングトレードは、結果-17,625円の損失で幕を閉じました。
もし、先んじて利確してしまった100株を利確せずにホールドしていたら、利益金額は212,000円になっていました。
また、100株を利確した後、下がる様子がなかったため、46,800円まで上昇した時点で「今からでも100株買い足すか?」と逡巡の末、買い足しを見送っていました。
もし、ここで見送らず買い足していれば、50,000円を利確することができ、300株の合計で203,000円を利確できていました。
やはり株というのは「早く利益を出したい」という気持ちが強いほど利益を伸ばしづらくなり、「マイナスにさえならなければいいや」という気持ちで構えていられる人が利益を伸ばせる仕組みのようです。
「株の儲けは我慢料」とはよく言ったものですね。
期間 | 株数 | 買建時単価 | 売埋時単価 | 損益 | 金利 |
---|---|---|---|---|---|
6/13〜6/17 | 100株 | 47,250円 | 46,260円 | -99,815円 | 815円 |
6/13〜6/17 | 100株 | 46,960円 | 46,260円 | -70,810円 | 810円 |
6/17〜6/18 | 100株 | 46,260円 | 46,730円 | +46,468円 | 532円 |
6/17〜6/18 | 100株 | 46,260円 | 47,320円 | +105,468円 | 532円 |
そんなファーストリテイリング(9983)のその後

なんと、なんとなんと…。
6月26日、27日で爆上げです。
6月27日は日経平均も40,150.79円と、ついに4万円台に復帰。
まさかまさかです。
46,000円から47,000円のレンジ相場はまだもう少し続くだろうと考えており、「まだチャンスはある」と希望を抱いていたのですが…。
その希望がこんな形で無惨にも打ち砕かれることになるとは…。
まさかこんな形で急騰するとは夢にも思っていませんでした。
なんなら「まだ下もある」とさえ思っていました。
その証拠に、6月25日には46,000円で100株を信用(無期限)で買建したにもかかわらず、下げを警戒して10,000円の利確で売埋しています。
これを手放さず持ち続けていられれば、30万円の利益になっていたところでした。
まったくもって株というのは難しいものです。
ニトリホールディングス(9843)
6月17日から18日にかけて200株をトレードしました。

5月初旬からひたすら下げ続け、5月末になってやっと下げ止まったニトリホールディングス(9843)。
それからというもの、6月16日まで、14,150円〜14,500円あたりをレンジとして推移していました。
それは「14,200円ないし14,250円あたりで買建すればだいたい利確できる」という安心感のある値動きでした。
それゆえ、6月17日もそうだろうと踏んでいました。
まさかここにきてこれほどの急落を見せるとは思いもしませんでした。
まんまとやられてしまいました。
一時は13,775円まで下落され、-60,000円の含み損を耐える時間も。
そんな苦難をどうにか耐え続け、ギリギリいっぱいのところを見切っての損切り。
損失金額を-11,000円に抑えることができました。
本当はもう少し持ち続けてもいいかと思っていたのですが、やはりイランイスラエル情勢が不穏すぎることもあり、一旦ここで手仕舞いしておくことにしました。
結果、この判断は正解でした。
株価はその後も続落。
日経平均爆上げの6月27日時点でも14,000円台には回復していません。
期間 | 株数 | 買建時単価 | 売埋時単価 | 損益 | 金利 |
---|---|---|---|---|---|
6/17〜6/18 | 100株 | 14,100円 | 14,020円 | -8,162円 | 162円 |
6/17〜6/18 | 100株 | 14,050円 | 14,020円 | -3,161円 | 161円 |
ディスコ(6146)
6月13日から16日にかけて100株をトレードしました。

メジャーSQとイランイスラエル情勢悪化のダブルパンチだった6月13日、ファーストリテイリング(9983)だけでなくディスコ(6146)も買建していました。
何もなければ「34,000円は利確のチャンス大!」と見ての買建だったのですが…。
こちらもまさかまさかの大幅下落に巻き込まれ、10万円の含み損を抱える羽目に。
憂鬱な週末を過ごし、明けて月曜日。
続落と思われた株価がまさかのギャップアップ。
これに惑わされ、つい+7,000円の利確をしてしまいました。
中東情勢を鑑みれば、これは絶好の逃げ場と考えるのが自然です。
この日の後場に株価が急進し、あまつさえ翌日さらなる大幅高になるなどとは想像だにしていませんでした。
どんと構えてガチホしていれば30万円の利益になるはずだった100株を、慌てふためいて7,000円で手放してしまいました。
とはいえ、これはもう「致し方なし」と諦めるしかありません。
期間 | 株数 | 買建時単価 | 売埋時単価 | 損益 | 金利 |
---|---|---|---|---|---|
6/13〜6/16 | 100株 | 33,980円 | 34,050円 | +6,609円 | 391円 |
そんなディスコ(6146)のその後

逃した魚は30万円どころではありませんでした。
ファーストリテイリング(9983)同様、ディスコ(6146)もその後グイグイと上昇し、6月27日には一気に爆発。
ここまで持ち続けることができていれば、60万円の利益になっていました。
まったくもって、株というのは難しいこと極まりないものです。
3銘柄合計の実現損益 マイナス23,403円
今回おこなった3銘柄のスイングトレードは、合計でマイナス23,403円の実現損益となりました。
「たられば」を言っても仕方ないのはわかっているのですが…。
ファーストリテイリング(9983)の買い直した200株のうち100株を先行して利確してしまっていなければ…。
それどころか6月27日まで持ち続けていられれば…。
ディスコ(6146)も6月27日まで持ち続けていられれば…。
と、逃した魚の大きさを思えば思うほど後悔の念が湧き上がります…。
こんなチャンスはなかなかあるものではありません。
本当に残念です。
はぁ…。
と、過去ばかり見ていても仕方ありません。
「そのうちまたこんなチャンスもあるだろう」と信じ、その時こそはチャンスを逃すことがないよう、心を鍛えておきたいと思います。
また、そのチャンスが巡ってくる前に退場してしまうようなことのないよう、日々のトレードにおいては慎重に冷静に欲張らず「負けないトレード」を徹底していきます。