急落で慌てて利確・損切りした銘柄の現在は?

スイングトレードレポート005

今回は、3月11日付近に起こった急落で慌てて利確・損切りした銘柄が今現在(3月25日)どうなっているかを確認してみたいと思います。

この時の急落は結局のところ「何が要因」ということはなく、「メジャーSQ」「日銀の金融緩和政策」「NVIDIAの決算報告」といった諸々の要素が重なって下落のムードを作り上げたということのように思います。

「リーマンショック」や「ライブドアショック」「コロナショック」のような「明らかな要因のある下落」ではなく、今回のような「ムードによる下落」で、各銘柄の株価がどう動いたのかを確認します。

目次

HEROZ(4382)

信用で100株を取引しました。

買建返済現在
2024/03/072024/03/112024/03/25
2,105円1,691円1,719円

若干上がってはいますが、プラ転するまでには至っていません。
損切り後の最高値は3月21日の1,916円です。

ただ、この銘柄は2月13日を境に急騰しており、それ以前の水準に戻ったと考えればむしろ順調に上がりながら推移しているとも言える気がします。

QPS研究所(5595)

信用で100株を取引しました。

買建返済現在
2024/03/052024/03/112024/03/25
3,995円3,495円4,825円

見事に復活を遂げています。
損切り後の最高値は3月22日の4,975円です。

サンリオ(8136)

信用で100株を取引しました。

買建返済現在
2024/02/282024/03/112024/03/25
8,308円8,355円9,081円

見事に復活を遂げています。
損切り後の最高値は3月25日の9,230円です。

本田技研(7267)

信用で100株を取引しました。

買建返済現在
2024/02/292024/03/122024/03/25
1,795円1,701円1,886.5円

見事に復活を遂げています。
損切り後の最高値は3月22日の1,959.5円です。

千葉銀行(8331)

信用で100株を取引しました。

買建返済現在
2024/02/222024/03/122024/03/25
1,193.0円1,193.5円1,282.0円

見事に復活を遂げています。
損切り後の最高値は3月22日の1,309.0円です。

三井不動産(8801)

信用で100株を取引しました。

買建返済現在
2024/03/052024/03/122024/03/25
4,240円4,076円4,791円

見事に復活を遂げています。
損切り後の最高値は3月22日の4,982円です。

ローム(6963)

現物で100株を取引しました。

購入売却現在
2024/03/072024/03/112024/03/25
2,586.0円2,459.1円2,510.0円

若干上がってはいますが、プラ転するまでには至っていません。
損切り後の最高値は3月22日の2,577.5円です。

ただ、この銘柄はそもそも右肩下がりで推移していた銘柄のため、これでも十分な戻しであると言える気がします。

CIJ(4826)

現物で200株を取引しました。

購入売却現在
2024/03/112024/03/122024/03/25
791円平均776.5円1,103円

見事に復活を遂げています。
それどころか2連続ストップ高で、損切り後の最高値は3月25日の1,103円です。

この時、含み損はたったのマイナス2,900円でした。
が、その後どうなるかが不安だったため、思い切って損切りしてしまったのでした。
これを我慢して持っていれば、損切りどころか62,400円を利確できていました…。

日本シイエムケイ(6958)

現物で100株を取引しました。

購入売却現在
2024/02/202024/03/122024/03/25
613円606円612円

どうにか復活を遂げていますが、最新の終値では惜しくも1円マイナスになっています。
損切り後の最高値は3月22日の642円です。

シグマ光機(7713)

現物で100株を取引しました。

購入売却現在
2024/01/222024/03/122024/03/25
1,498.9円1,585.0円1,610円

こちらは損切りではなく利確しましたが、待っていればもう少し多めに利確できていました。

バンダイナムコHLDGS(7832)

現物で100株を取引しました。

購入売却現在
2024/02/072024/03/122024/03/25
3,102円2,878円2,852.0円

こちらは結局さらに下がってしまっています。
損切りして正解でした。

KDDI(9433)

現物で100株を取引しました。

購入売却現在
2024/01/19〜2024/01/262024/03/122024/03/25
平均4967.6円4,518円4,514円

こちらもさらに下がってしまっています。
損切りして正解でした。

さくらインターネット(3778)

現物で200株を取引しました。

購入売却現在
2024/02/142024/03/132024/03/25
平均4,332円6,104円6,580円

こちらは損切りではなく利確しましたが、待っていればかなり多めに利確できていました。
損切り後の最高値は3月21日の8,110円です。

ただ、こちらは仕手的な動きが顕著なため、いつどうなるかわかりません。
持っていても不安がつきまとうため、手放したこと自体は正解だったように思います。
急騰以前から持ち続けている「ガチホ勢」の人たちは、何も不安がないでしょうが…。

三井E&S(7003)

現物で100株を取引しました。

購入売却現在
2024/02/202024/03/132024/03/25
1,211円1,807円1,944円

こちらも損切りではなく利確しましたが、待っていればもう少し多めに利確できていました。
損切り後の最高値は3月22日の2,056円です。

GX半導体日株(2644)

現物で50株を取引しました。

購入売却現在
2024/03/062024/03/152024/03/25
5,039円4,588円4,940円

戻ってきてはいますが、プラ転までには至っていません。
損切り後の最高値は3月22日の5,020円です。

15銘柄中9銘柄が復活

3月11日付近の急落で慌てて利確・損切りした15銘柄のうち、9銘柄はそれ以前の水準かそれ以上にまで復活を遂げています。

また、HEROZ(4382)、バンダイナムコHLDGS(7832)、KDDI(9433)はそもそも高値掴みしてしまっており、購入・買建時の水準まで戻ってくるのは厳しい気がしていました。

それを考慮すると、すべての銘柄が急落前の水準までほぼ戻ってきていると言っていいのでは、と思います。
今回のような「ムードに起因する急落」については、いわゆる「狼狽売り」をせず、静観するのも一手かと思いました。
今後の参考にしたいと思います。

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