霞ヶ関キャピタル(3498)続落&8連続陰線を阻止 前日比+180円の14,290円で大引

スイングトレードレポート032
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続落&8連続陰線を阻止 前日比+180円の14,290円で大引

今日の霞ヶ関キャピタル(3498)は、前日終値から90円ギャップダウンの14,020円でスタートし、前日比+180円の終値14,290円で大引を迎えました。

直近4日(直帰3日は特に)の日足を見ると、綺麗すぎるほど綺麗に、同じようなサイズのローソクが横並びに並んでいます。
これだけ綺麗に整えられたローソク足はなかなかないのではないでしょうか。

この整えられたチャートがまだしばらく続くのか、今週最終営業日となる明日金曜日に何かしらの動きがあるのか
はたまた動くのであれば週明け月曜日なのか、3Q決算発表後に大きく動くつもりなのか。

まったくもって予断を許さない状況となっています。

昨日にもましておとなしい展開かと思いきや

今日前場の霞ヶ関キャピタル(3498)は、売買高も少なくボラティリティーも小さく、まるで別の銘柄のような静かな展開となっていました。

が、後場になると事態は一変。
後場寄り直後にぐんと株価が上昇し、その一段上がった価格帯のまま大引けを迎えたのです。

後場寄り直後に株価が上昇することはよくあり、大体の場合は直後に行って来いの下落があるか、6月18日のように一度は横ばいするものの最終的には下落して終わります。

が、今日はそうなりませんでした。
確かに一度下落しかけたものの、大引け間際に大きく買われ、株価を回復したのです。

これはなかなか予想外の展開。

ついに買い戻しが始まったのか、あるいは買い意欲のある大口が参戦してきたのか、はたまたそう思わせるためのデコイなのか…。

なんとも興味深い展開となった本日後場の霞ヶ関キャピタル(3498)でありました。

始値高値安値終値
14,110円14,320円13,980円14,290円

ちなみに昨日と今日のチャートを繋げて見ると、左右対称のような形になっています。

昨日後場の一気上げがバランスを崩してはいますが、昨日の始値と今日の終値がほぼ同価格となっており、これはこれで「何かしらの意図」を想像してしまうチャートではあります。

今日の空売り

モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社には動きがありませんでした。
XTX Markets、Barclays Capital Securities、GOLDMAN SACHSの3社が買い戻しています。

空売り者残高割合増減率残高数量増減量備考
XTX Markets0.590%-0.240%58,200株-24,300
JPモルガン証券1.230%+0.070%121,100株+7,000
Barclays Capital Securities1.140%-0.130%112,386株-13,300
GOLDMAN SACHS0.560%-0.050%55,182株-5,100

極端に少ない売買高

今日6月20日の1日の売買高は205,300株と極端に少ない数値となっています。
今年に入ってこれほどまでに売買高が少なかった(300,000株以下の)日は、今日を除けば6月12日(水)、3月15日(金)、2月15日(木)の3営業日だけです。

そして、それぞれの日の翌日に株価がどうなっていたかというと次の表のとおりです。

日付当日の売買高当日の終値翌営業日の終値終値比
6月12日(水)282,40015,190円15,010円-180円
3月15日(金)259,00012,260円13,220円+960円
2月15日(木)267,30011,310円13,310円+2,000円

この数字だけを見ると、極端に売買高が少なかった3回のうち2回は、翌営業日に株価が大幅上昇しています。

また、6月12日はメジャーSQ決済日の6月14日を目前に控えていたこともあり、何かしらの影響があったかもしれません。

曜日で見ると、今日6月20日は木曜日。
同じく木曜日なのは2月15日です。

あまりにも楽観的な希望的観測を許すのであれば、明日は何かしらの大きな動きがあってもおかしくないのでは…。
などと考えてしまいますが、果たして…。

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