今日の霞ヶ関キャピタル(3498)は、なんと一時安値14,780円をつける下落を見せ、株主・トレーダーの心理を揺さぶりました。
が、すぐに反発し、最終的には前日比+310円の終値15,370円で大引を迎えています。
3連続落は阻止 反発&2連続陽線で希望を繋ぐ
今日の霞ヶ関キャピタル(3498)は、前日比+310円の終値15,370円で大引を迎えました。
前日から10円ギャップダウンして始まったものの、前日比でプラス、日足で陽線と、明日以降に希望を繋ぐ結果で1日を終えたと言っていいのではないでしょうか。
そして、日足で見た時に、ここ4日間のチャートが3月12日から15日にかけてのチャートとよく似ている点も気になります。
残念ながら3月この時期は霞ヶ関キャピタル(3498)をウォッチしておらず分足を残せていないため、1日の中の動きがわからないのですが、少なくとも日足ではよく似た形となっています。
果たして今回は3月と同様の展開となるか。
興味深く見守りたいと思います。
予測を下回り下落するも反発し前日比+310円
僕は以前、霞ヶ関キャピタル(3498)の株価について、「14,910円まで下落し反発」と予測していました。
予測の内容については下記記事をご参照ください。
そして6月7日にはその予測のうち「14,910円まで下落」の部分がズバリ的中したと思っていたのですが…
今日、その安値を軽く突き破り、一時14,780円まで下落する展開に。
幸いすぐに反発し、最終的には前日比+310円の終値15,370円まで株価は回復してくれたのですが、寄付直後一気に下げてきた時はさすがに「もはやこれまでか」と肝を冷やしました。
前場は寄付直後に下落→V字反発後、やや激しく上下動しながらも緩やかな上昇基調。
徐々に高値安値を切り上げていくような印象の値動きを見せ、15,540円で前引を迎えます。
後場は寄付でギャップアップし上昇と見せかけて反落。
そのままずるずると下落の一途かと思われましたが、どうにか踏みとどまり終値15,370円で大引を迎えました。
後場寄りでギャップアップ、さらにググッと上昇し、直後に反落で上昇分をそのまま下げるという展開が、最近いろいろな銘柄で頻繁に見られるようになった気がします。
今日の霞ヶ関キャピタル(3498)もそうですが、今日は東京エレクトロン(8035)やファーストリテイリング(9983)でも同様の動きが見られました。
「イナゴを誘って振るい落とす」というわかりやすいやり口のように感じてしまいますが、実際のところはどういった現象なのか、興味深いところです。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|
15,050円 | 15,750円 | 14,780円 | 15,370円 |
今日の空売り
XTX Marketsだけが売り優勢、モルガン・スタンレーMUFGをはじめ4事業者が買い戻し優勢だったようです。
空売り者 | 残高割合 | 増減率 | 残高数量 | 増減量 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
XTX Markets | 0.610% | +0.060% | 60,700株 | +6,200 | |
Nomura International | 1.660% | -0.080% | 163,424株 | -8,100 | |
モルガン・スタンレーMUFG | 5.050% | -0.090% | 497,325株 | -8,600 | |
Merrill Lynch international | 0.420% | -0.150% | 41,400株 | -15,500 | 報告義務消失 |
GOLDMAN SACHS | 0.540% | -0.100% | 53,382株 | -10,400 |
含み損は小幅減少 マイナス1,013,059円に
含み損は前日から185,413円減少し、マイナス1,013,059円となりました。
株価は一時15,750円まで上昇し、含み損はマイナス80万円を切るところまで回復したのですが、残念ながら株価はじわじわと下落し、含み損も最終的にはマイナス100万円の大台に戻り落ち着きました。
買建中の建玉
期間 | 株数 | 買建時単価 | 現在値 | 含み損益 | 金利 |
---|---|---|---|---|---|
5/22〜 | 100株 | 17,500円 | 15,370円 | -214,812円 | 1,812円 |
5/24〜 | 100株 | 17,645円 | 15,370円 | -229,226円 | 1,726円 |
5/24〜 | 100株 | 17,640円 | 15,370円 | -228,725円 | 1,725円 |
5/24〜 | 100株 | 17,345円 | 15,370円 | -199,196円 | 1,696円 |
6/4〜 | 100株 | 15,670円 | 15,370円 | -30,721円 | 721円 |
6/6〜 | 100株 | 16,470円 | 15,370円 | -110,379円 | 379円 |
利確した建玉
期間 | 株数 | 買建時単価 | 売埋時単価 | 実現損益 | 金利 |
---|---|---|---|---|---|
5/30〜6/6 | 100株 | 16,602円 | 16,740円 | +13,036円 | 764円 |
6/6〜6/6 | 100株 | 16,730円 | 16,740円 | +904円 | 96円 |
現時点での損益
現在の含み損 | 買建に伴う損切り | 暫定損失合計金額 |
---|---|---|
-1,013,059円 | -712,100円 | -1,725,159円 |
現在の実現益 |
---|
+14,418円 |
IRカテゴリの新しいニュースが2件追加
今日もIRカテゴリに新しいニュースが2件追加されました。
賃貸型3温度帯倉庫『LOGI FLAG DRY & COLD 福岡古賀I』は続々とテナントが決定しているようで何よりですね。
ドバイ案件については2024年8月期連結業績予想に織り込み済とはいえ、ポジティブなニュースであることは間違いありません。
着々と実績を積み重ねていく様子が如実にわかる、良いIRでした。
賃貸型 3 温度帯倉庫『LOGI FLAG DRY & COLD 福岡古賀I』のテナント決定に関するお知らせ
引き続きただ静かに見守るのみ
今日の朝イチで下げすぎたのか、慌てて株価を戻した印象があります。
一気に買いアルゴが発動し、15,400円付近でピタリと止めてきた印象です。
また、午後になり若干株価が走りすぎと判断するやすぐに調整し、15,400円付近まで戻してきました。
どうやら今日はこのあたりにキープしておくのが既定路線だったようです。
一時14,780円まで下がった時はヒヤヒヤしましたが、そこから一気に下落せず戻ってくれて安心しました。
とはいえ明日また下がってくる可能性も低くはなく、当分はスリリングな日々が続きそうです。
そんな中にあっても、やはり静かに見守ることしか我々にはできません。
楽観せず、悲観せず、冷静に状況を見守りたいと思います。