霞ヶ関キャピタル（3498）6連続陰線も5連続落は阻止　前日比+140円の14,160円で大引

2024年6月18日2024年6月23日

6連続陰線も5連続落を阻止　前日比+140円の14,160円で大引

今日の霞ヶ関キャピタル（3498）は、前日終値から220円ギャップアップしてスタートし、前日比+140円の終値14,160円で大引を迎えました。

6連続陰線とはなりましたが、5連続落を阻止。
ローソクは実体の厚みが80円分と薄くなっており、トレンドの転換を予感させる日足となっています。

今日の霞ヶ関キャピタル（3498）は、10時を過ぎたあたりからおそらく買いアルゴと思われる上昇が始まりました。
ここまで連続で陽線が並ぶチャート（3分足）は久しぶりで、「ついに買い戻しが始まったのか!?」と思うほど。

かくいう僕は期待感を我慢できずにエントリーしてしまい、それが高値掴みとなって大きく損切りする羽目になりました。

しかしもしかすると、今回の上昇は実際買い戻しが始まっていたのかもしれません。
アルゴは走ったものの、一般投資家が少なかったため巻き込めず、出来高が思うように作れなかったため「目的を達成できない目算が高い」と判断され買い戻しが中断されたという可能性は考えられないでしょうか。

あるいは、やはり買い戻しではなく、主に空売りを仕掛けている大口以外の大口が別の思惑で買い上げていった可能性もあります。

ともあれ上昇は続かず失速し、14時を過ぎると上昇前のレンジまで下落していきました。

始値	高値	安値	終値
14,240円	14,570円	14,070円	14,160円

GOLDMAN SACHSの残高数量が前回時点で43,382株だったので、今回16,900株増加ですね。
毎度お馴染みモルガン・スタンレーMUFG証券株式会社には動きがなかったようです。

空売りした玉を買い戻すには売り玉が豊富に出ていなければ十分に買い戻すことができません。

例えば1ティックあたり100株ずつしか玉がなければ1,000株買い戻しただけで100円、10,000株買い戻しただけで1,000円株価が上昇してしまいます。

実際には1ティックあたり200株以上の売り玉が指値されているケースがほとんどなので上記のようにはなりませんが…。

買い戻したい株数が決まっているとして、板の状況から計算すると買い戻した際に想定以上に株価が上がってしまうようなケースがもしかしたらあるかもしれません。

ちなみに4連騰となった5月1日から8日の売買高は以下のとおりです。

対して、今日の売買高は424,700株です。
前回4連騰初日5月1日の売買高と比べると、約60％の売買高。
若干心許ない数値ではあります。

ただ、だとするとアルゴを走らせる前に需給を含め諸条件を確認しているはずで、今日の状況ではアルゴの発動自体を止めているはずです。
とすると、やはり今日の上昇は別の大口の買い上げだったのか…。
あるいは何かしらの意図あっての偽装上昇だったのか…。
謎は深まるばかりです。

現在、株価的には2月26日から3月8日にかけて売買高を作っていた価格帯に落ち着こうとしている感もあります。
ここに落ち着かせようとしているのか、ここからの上昇を狙っているのかはわかりません。

ただ、高値を狙いに行くとしたら、もっと下の12,200円付近からでも狙いに行けそうな感じではあります。
3月18日から4月1日にかけての上昇を見るにつけ、＋αで行けそうな気がしてしまうのです。
とすると、高値狙いだとしてもまだスタート地点を下げてくる可能性はゼロではないかもしれません。

とはいえここ3営業日の値動きを見ているともうそろそろこの辺りを下限と考えていそうな気もしてきます。
悩ましい。

霞ヶ関キャピタル株式会社は来る7月2日に第3Qの決算発表を控えています。
この兼ね合いもあり、スケジュール調整をしている可能性もあります。

相変わらず「彼ら」がどこを見据えているのかはわかりませんが、果たして明日の霞ヶ関キャピタル（3498）はどうなるか？
楽しみに待ちたいと思います。

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