霞ヶ関キャピタル(3498)ついに反撃の狼煙!? この上昇は継続するか!?

スイングトレードレポート018

5月21日から5月29日まで7営業日連続陰線、5月21日の高値19,620円から5月30日の安値15,530円までその落差4,090円という転落劇を繰り広げた霞ヶ関キャピタル(3498)。

昨日5月30日、ついにその暗闇を潜り抜け「株価上昇の兆しか!?」と期待させてくれました。

そして今日。
果たして引き続き上昇か、反転して下落かと気が気ではありませんでしたが…

結果、株価は見事に上昇。
寄付直後こそ上げて下げてのフリーフォールがあったものの、その後はほぼ一直線に右肩上がりのチャートを描いていきました。

前日比で+920円、始値16,500円からは+800円となる終値17,300円で大引を迎えています。

2024年5月31日 霞ヶ関キャピタル(3498)の3分足
始値高値安値終値
16,500円17,300円16,120円17,300円

日足では25日移動平均線を上抜ける陽線。
このまま週明けにはゴールデンクロスを描けるかどうか、要注目です。

2023年12月4日〜2024年5月31日 霞ヶ関キャピタル(3498)の日足

1日の売買高は5月21日の1,654,500株以来8営業日ぶりに100万株を超え1,107,700となっています。
大口の取引が戻ってきていることが売買高からもわかります。
来週も引き続きこの100万株を超える売買高を保っていけるか、こちらも注目しましょう。

目次

今日の空売り

モルガン・スタンレーMUFGとBarclays Capital Securitiesが売り優勢ですが、Nomura International はじめ4社は買い戻し優勢だったようです。

数字で見ると売りと買いが拮抗しているようですが、空売りが朝イチで一気にあり、その後じわじわと買い戻しが入り株価が上がっていったと見ることができるかもしれません。

空売り者残高割合増減率残高数量増減量備考
XTX Markets0.690%-0.020%68,300株-1,700
JPモルガン証券1.050%-0.050%103,700株-5,400
Nomura International1.530%-0.320%150,424株-31,600
モルガン・スタンレーMUFG4.290%+0.720%422,625株+71,602
Merrill Lynch international0.490%-0.280%48,900株-27,200報告義務消失
Barclays Capital Securities0.710%+0.030%70,586株+3,700

建玉の含み損が大幅減少

現在500株を買建しており、含み損は一時マイナス800,000円を超えていましたが、今日の大引時点ではなんとマイナス26,721円にまで大幅に減少しています。

期間株数買建時単価現在値含み損益金利
5/22〜100株17,500円17,300円-20,805円805円
5/24〜100株17,645円17,300円-35,210円710円
5/24〜100株17,640円17,300円-34,710円710円
5/24〜100株17,345円17,300円-5,198円698円
5/30〜100株16,602円17,300円+69,705円95円

「シームレス押し目拾い投資法」から「どうせ上がる投資法」+普通の押し目拾いに変更

「シームレス押し目拾い投資法」導入

今回スイングトレード用に買建をするにあたり、「シームレス押し目拾い投資法」という手法を導入しました。

これがどういう手法かというと、「押し目と思ったら買建し、株価が下がったら損切りしてその株価でまた買建する」つまり「買建→損切り→買建…をシームレスに繰り返していく」というもの。

こうすることで、「押し目を拾い逃して『あの時買っていれば…!』と悔しい思いをしなくて済む」というわけです。

ただ、この手法では損切りするたびに実現損失が積み上がっていきます。
最終的にそれ以上の金額を利確できれば問題ないのですが、損失がとにかく積み上がるので精神的にかなりキツイものがあります。

損失金額に耐えきれず「どうせ上がる投資法」+普通の押し目拾いに変更

際限なく下落していくような局面で「シームレス押し目拾い投資法」を実行してしまうと、損切り金額がとにかく莫大な金額になります。

買建のロットが多ければ尚更、とんでもないことになります。

僕は「シームレス押し目拾い投資法」を自分で考案し実行しておきながら、積み上がっていく損失金額に耐えきれず、継続を断念しました。

買建した建玉は途中からそのまま「どうせ上がる投資法」に移行し、下げ止まるのを待って追加買建をすることにしました。

結果、押し目の押し目、昨日5月30日の安値15,530円は見逃すことになってしまいました。
が、どうにか16,602円で100株を追加買建することができたので、これで良しとします。

今回の「シームレス押し目拾い投資法」での損切り

取引日損失金額
5月22日-375,700円
5月23日-190,500円
5月24日-117,000円
5月30日-28,900円
合計-712,100円

712,100以上の金額を利確できなければ損失超過

今回500株を買建するにあたり、シームレス押し目拾い投資法ではマイナス712,100という莫大な金額を損切りしています。

これ以上の金額を利確できなければ、今回は残念ながら損失超過ということになります。
これはなかなかに高いハードルです。

現在の含み損が26,218円。
これに上記損切りの損失金額を加えると、現時点での損失金額合計は738,318円となります。

500株でこの金額をひっくり返すとなると、現在の霞ヶ関キャピタル(3498)の株価17,300円から1476.636円以上上昇したところで利確しなければならないことになります。
株価にして18,780円です。

さらに、信用建玉には金利が加算されていますので、100株あたり実益にして1,000円程度は上乗せしたいところ。
そうなると、目標株価は18,790円以上ということになります。

霞ヶ関キャピタル(3498)の実績からすれば可能性のある株価だとは思いますが、実際どうなるかは相場のみぞ知るところ。
あまりこの金額にこだわりすぎると、せっかくの利確チャンスを逃し損失につながる恐れもあります。
そこはバランスを考えて取引に臨みたいと思います。

来週の株価は「上」か「下」か

昨日今日と調子よく上昇したからといって、来週もこの流れが続くとは限りません。
長期下落トレンドの最中、小休止とばかりに上昇し、その後また下げ直す動きもないとは言い切れないのです。

この動きがある可能性も頭に入れ、利確したほうが良さそうなタイミングがあれば、欲張りすぎずに利確してしまわなければなりません。
早過ぎず、遅すぎず、程よいところを見極めなければならず、なかなか難易度の高い話です。

もちろん、5月1日から8日にかけての上昇のように、一気に上までいってくれれば非常に助かります。
が、果たしてそううまくいくかどうか。

奇しくも前回の急騰が始まったのは5月1日。
月単位での収支計算の都合等、大口のスケジュールの都合があるとするならば、もしかすると今回も6月初日となる来週月曜日は本格的な上昇のスタートとなるかもしれません。

さて、どうなりますか。

IRカテゴリの新しいニュースが2件追加

本日5月31日付でもIRカテゴリの新しいニュースが2件追加されています。
株価が下落しているタイミングで投資家のモチベーションを下げさせないようにする、見事なリリースタイミングです。

もしかすると、発表できるIRニュースはいくつか用意してあり、タイミングを測って出すようにしているのかもしれませんね。
だとしたら素晴らしい手腕です。

ホテル開発用地の取得に関するお知らせ

販売用不動産(ヘルスケア施設開発用地)の売却に関するお知らせ

さて、霞ヶ関キャピタル(3498)来週は果たしてどうなるか。
しっかりと見守りたいと思います。

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