根拠のない楽観で200株を売建し大損害
昨日、デイトレはほとんどできなかったのですが、ファーストリテイリング(9983)が値下がり始めた9時30分頃、「これはさすがに下がるだろう」と楽観的に売建を仕込んだ200株がありました。
その直後に株価は反発し、あれよあれよと上昇。
昨日大引の時点で合計-130,000円ほどになっていたのですが、「いやいくらなんでももう下がるでしょう」と楽観視してそのままにしていました。
この「さすがに下がるだろう」「いくらなんでももう下がるでしょう」に根拠はなく、「上がりすぎてる感」だけを頼りにした売建です。
ところが、これが不幸の始まりに。
ファーストリテイリング(9983)は今日も爆上げ
今日のファーストリテイリング(9983)は、前日比+370円の始値44,320円でギャップアップスタートすると、一度は安値44,110円まで下値を探るものの、その後は急上昇。
10時51分には高値45,350円(!)を記録しました。
その後、若干は下げたものの、44,600円を下回ることはなく、後半また徐々に上昇して45,050円で大引を迎えました。
開幕スタートダッシュの爆上げにはさすがに耐えきれず、9時36分、200株とも45,100円で買埋注文(約定単価45,099.80円)し、-362,960円で損切りしました。
注文日時 | 取引 | 売買 | 信用区分 | 数量 | 注文単価 | 約定単価 | 約定代金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
8/21 9:41 | 信用新規 | 売建 | 制度(6ヶ月) | 100 | 43,360.00 | 43,360.00 | 4,336,000 |
8/21 9:33 | 信用新規 | 売建 | 制度(6ヶ月) | 100 | 43,210.00 | 43,210.00 | 4,321,000 |
8/22 9:36 | 信用返済 | 買埋 | 制度(6ヶ月) | 200 | 45,100.00 | 45,099.80 | 9,019,960 |
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 前日比 |
---|---|---|---|---|---|
8月22日 | 44,320円 | 45,350円 | 44,110円 | 45,050円 | +1,100(+2.5%) |
8月21日 | 43,450円 | 44,140円 | 43,050円 | 43,950円 | -200(-0.5%) |
まさかこんなに上がるとは
「まさかこんなに上がるとは」
これが正直な気持ちです。
今日のファーストリテイリング(9983)の終値45,050円は、7月11日に日経平均が42,426.77円を記録した時と同等の水準です。
今日の日経平均終値は38,211.01円。
7月11日の42,426.77円まではまだ4,215.76円も離れています。
にもかかわらず、ファーストリテイリング(9983)の株価はすでに45,050円。
脅威的です。
ファーストリテイリングの業績は好調
7月11日に発表された第3四半期決算発表の内容は大変良いものでした。
が、翌12日にアメリカ半導体株の下落や日銀介入による(?)円高進行などで多くの銘柄が大幅安となり、ファーストリテイリング(9983)もその波を受ける形で大幅に下落しました。
この下落で決算の内容が打ち消される形になってしまっていたとしたら、今になって好決算が好感されてきたとも考えられますが、本当のところはどうなのかわかりません。
配当権利付き最終日は8月28日
そういえば、と、ファーストリテイリング(9983)の配当権利付き最終日を確認してみたところ、8月28日でした。
これに向けて買われているという面も少しはあるのかもしれません。
であれば配当落の8月29日には多少株価が下がることも考えられますが、さすがに1,000円も2,000円も下がるということは考えづらいかもしれません。
どの程度下がるのかは予測できず、下がるのかどうかすらわかりません。
4月1日には終値47,410円を記録
去る3月22日、ファーストリテイリング(9983)の株価終値は47,410円を記録しています。
この時の日経平均株価終値は40,888.43円。
これを考えれば、確かに今日の株価も納得はいくと言えなくもありません。
とはいえ。
直近の高値をこうも易々と超えていくとは思いもせず。
まんまとしてやられてしまいました。
「6か月あるから」と余裕で売建したもののあまりの高騰にギブアップ
制度信用の売建は決済期限が6か月後です。
逆日歩が発生するとはいえ、それをさておけば時間はたっぷりあります。
「ここまでの高値ならどこかで1回は下がるでしょう」とたかを括り余裕の買建でした。
が、その翌日、想定外の高騰に見舞われ、敢えなく戦線離脱と相成りました。
根拠なき感覚での売建はやはり危険
根拠なく、感覚で「下がるはず」と売建をして痛い目を見たのはこれで2回目です。
以前、さくらインターネット(3778)でとんでもない目に遭いました。
まぁ、あの時と比べたら今回は大したことないとも思えます。
あの時は本当に生きた心地がしませんでした。
気持ちを切り替えてまたコツコツと取り返していく所存
ここ最近、売建メインで調子良くプラス損益を出せていたので、ちょっと油断していたところはありました。
が、今回のファーストリテイリング(9983)の高騰はさすがに想定外というか、うーん、なんだか釈然としません。
何はともあれ、根拠なく「上がるはず」「下がるはず」と考えて含み損を抱えることはやめて、やはり正しい損切りをして正しいトレードをするべきだなと痛感しました。
明日以降また気持ちを切り替えて、コツコツとマイナスを埋め合わせていきたいと思います。