デイトレ286日目。
今日のターゲットは「東日本旅客鉄道(9020)」「霞ヶ関キャピタル(3498)」「ファーストリテイリング(9983)」の3銘柄です。

東日本旅客鉄道(9020) プラス150円
東日本旅客鉄道(9020)は、マイナスなしのプラス150円で試合終了としました。
売買高は100株でした。
9時1分に2,946.0円で100株を買建、すぐに2,947.5円で売埋して150円を利確しました。
ギャップダウンからの上昇局面と見てエントリーし、安定のチキン利確で離脱しています。
「内需銘柄も引き続き強いだろう」と考えてのエントリーでしたが、すぐに怖気付いてしまいました。
取引 | 数量 | 決済単価 | 取得価額 | 実現損益 |
---|---|---|---|---|
売埋 | 100 | 2,947.50 | 2,946.00 | 150 |

始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|
2,940.0円 | 3,104.0円 | 2,919.5円 | 3,103.0円 |
霞ヶ関キャピタル(3498) プラス6,000円
霞ヶ関キャピタル(3498)は、マイナスなしのプラス6,000円で試合終了としました。
売買高は100株でした。
9時11分に11,700円で100株を売建、すぐに11,680円で買埋して6,000円を利確しました。
こういう局面ではわかりやすい動きをしそうだと思い、注視していました。
案の定、大きくギャップアップしてスタートし、素直に下落。
危なげなく6,000円を利確することができました。
取引 | 数量 | 決済単価 | 取得価額 | 実現損益 |
---|---|---|---|---|
買埋 | 100 | 11,640.00 | 11,700.00 | 6,000 |

始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|
11,930円 | 11,950円 | 11,260円 | 11,460円 |
ファーストリテイリング(9983) プラス1,000円
ファーストリテイリング(9983)は、プラス12,000円、マイナス11,000円のプラス1,000円で試合終了としました。
売買高は300株でした。
9時16分に46,000円で100株を売建、すぐに成行(約定単価46,110.00円)で買埋して-11,000円の損切り。
9時17分に46,040円で100株を売建、すぐに45,940円で買埋して10,000円を利確。
9時19分に45,990円で100株を売建、20分に45,970円で買埋して2,000円を利確しました。
かなり高い位置までギャップアップしてスタートしたので、寄り天で下がるか、ひとしきりあげてから下がるかのどちらかだろうと注視していました。
下げたのは最初の1分。その後は上昇に向かいました。
「46,000円の節目で反落するだろう」と売建の指値。
ところがこれを突き抜けられてしまい、IFOの損切り設定が発動。
-11,000円の損切りとなりました。
株価は一度46,200円まで上昇し、失速。
ここで再度46,040円で売建し、10,000円を取り戻すことに成功しました。
見ていると先ほどまでの勢いは一旦収まっており、ここでさらに45,990円で売建。
無事2,000円を利確し、損失分を取り戻して終了としました。
このエントリーではIFOを利確+20円で設定し、利益を伸ばすことより、損失分を取り戻すことに重点を置きました。
株価は最終的に下がって引けるだろうと思っていたのですが、下がることなくむしろ15時以降に買われて上昇。
上がって引けていました。
まったくわからないものです。株は難しい。
取引 | 数量 | 決済単価 | 取得価額 | 実現損益 |
---|---|---|---|---|
買埋 | 100 | 46,110.00 | 46,000.00 | -11,000 |
買埋 | 100 | 45,940.00 | 46,040.00 | 10,000 |
買埋 | 100 | 45,970.00 | 45,990.00 | 2,000 |

始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|
45,610円 | 46,480円 | 45,210円 | 46,480円 |
2025年4月10日の日経平均騰落寄与度ヒートマップ

日経平均採用銘柄の株価一覧 :株式 :マーケット :日経電子版
日経平均 終値34,609.00円 前日比+2,894.97円(+9.13%)
今日の日経平均は終値34,609.00円 前日比+2,894.97円(+9.13%)となりました。
まさかまさかの大幅反騰です。
アメリカが「中国を除く各国に対する相互関税を90日間凍結する」旨の発表をしたことで、株価が猛反発。
前日比+2,894.97円(+9.13%)は歴代2位だそうです。
ちなみに歴代1位となっている2024年8月6日の前日比は+3,217.04円(+10.2%)でした。
ひとしきり上げた後は徐々に下がってくるだろうと思ったのですが、上がったきり下がってきませんでした。

特大の陽線が形成されています。
上にも下にもほとんど髭がついておらず、綺麗に伸びたローソクが美しいですね。

が、ここで忘れてはいけないのは、「90日間の相互関税凍結」であり、言ってみれば90日間の延命措置が取られたに過ぎないということです。
この90日の間に、日本がアメリカとの交渉をうまくまとめることができなければ、株安の悪夢はその時また訪れるということです。
(トランプ大統領の気が変わり、「相互関税は無期限凍結」となれば話は別ですが)
ただ、「相互関税は無期限凍結」も可能性としてあながちなくはないかもしれません。
この相互関税騒ぎで、アメリカでは「株安」「通貨安」「国債安」という「トリプル安」が発生していると言います。
そうなればアメリカにとっては大打撃。リセッション懸念も加速します。
これがどうやらトランプ大統領としては想定外だったようです。
トランプ大統領は「多少の痛みを伴ってでも長期的な目線で強いアメリカを取り戻す!」と意気込んでいたものの、強いアメリカを取り戻す前に力尽きてしまっては元も子もありません。
今後は多少慎重な動きが見られるようになる可能性もあります。
あくまでも「可能性はゼロではない」という程度の話ですが…。
気になるのは東京株式市場の明日以降の動きです。
明日は金曜日で、様子見ムードが強くなるかもしれませんが、果たして株価は上がるのか下がるのか。
当面の危機は回避されたものの、依然不透明な状況であることは変わりありません。
楽観的に株価が上昇していくとは考えづらい。
さて、果たしてどうなりますか…。
大幅ギャップアップは寄り天の合図
基本、「大幅ギャップアップは寄り天の合図」と言ってしまっても概ね間違いではないと思います。
もちろん、ギャップアップしてそのままぐんぐん上昇していくこともありますが、どちらかといえば寄り天になるほうが多いと思います。
とはいえ、やはり寄付直後は上に行くのか下に行くのかわからないもの。
寄前注文などはせず、落ち着いて動きを見極めてからトレードしました。
ファーストリテイリング(9983)の上昇の勢いが思った以上に強く、IFOの損切り設定を突き抜けてしまったのだけが悔やまれますが、それ以外は良好なトレードだったと思います。
明日以降はまた不透明な局面の中、中途半端にポジティブな「相互関税90日間凍結」という材料を抱えながらトレードしなくてはなりません。
楽観も悲観もせず、慎重に冷静にトレードしていきます。