デイトレ150日目。
今日のターゲットは「東京エレクトロン(8035)」「ニトリホールディングス(9843)」「NF日経レバ(1570)」の3銘柄です。
東京エレクトロン(8035) マイナス56,880円
東京エレクトロン(8035)は、プラス18,600円、マイナス75,480円のマイナス56,880円で試合終了としました。
売買高は1,400株でした。
今日は上がるだろうと思っていました。
理由は次の3点です。
- 9月2日〜6日の5営業日で売られすぎている
- 前日のアメリカ株式市場でNYダウ、NASDAQ等の指数やテック系銘柄が反発上昇している
- ドル円が143円台まで円安進行している
ギャップアップスタートだったため、一旦窓埋めの下落を見て、下げ渋ったところで反発を狙って買建しました。
9時1分に21,745円で100株、9時2分に21,650円で100株です。
ところがその後も株価はグングン下落。
まさかこんなに落ちるとは。
落ちに落ちて始値22,000円から4%下落の安値21,140円まで。
多少は反発するだろうと思いつつも耐え切れず、ここで100株を売埋。
9時21分、21,745円の100株を21,315円で売埋し、-43,000円の損切りです。
21,650円の100株はホールド。
なんとか回復してきたところで、「21,500円が限界か?」と考え、21,515円で売埋。
-13,500の損切りとなりました。
ところがところが、株価はその後もグングン上昇。
なんと22,340円まで登り龍のごとく上昇していきました。
ここまで待てていれば…。
もしここまで待てていれば、合計-56,500円の損切りは128,500円の利確に化けていました…。
はぁ…もうため息しか出ません。
後場も株価は上昇基調で、14時7分には高値22,470円を記録。
大引け間際で若干下げたものの、最終的には終値22,260円で大引けを迎えました。
取引 | 数量 | 決済単価 | 決済額 | 取得価額 | 実現損益 |
---|---|---|---|---|---|
売埋 | 100 | 21,465.00 | 2,146,500 | 21,455.00 | 1,000 |
売埋 | 100 | 21,440.00 | 2,144,000 | 21,420.00 | 2,000 |
売埋 | 100 | 21,485.00 | 2,148,500 | 21,475.00 | 1,000 |
買埋 | 100 | 21,383.20 | 2,138,320 | 21,411.80 | 2,860 |
買埋 | 100 | 21,360.00 | 2,136,000 | 21,360.00 | 0 |
買埋 | 100 | 21,338.60 | 2,133,860 | 21,371.30 | 3,270 |
買埋 | 100 | 21,242.20 | 2,124,220 | 21,312.90 | 7,070 |
買埋 | 100 | 21,220.00 | 2,122,000 | 21,215.20 | -480 |
買埋 | 100 | 21,270.00 | 2,127,000 | 21,155.00 | -11,500 |
売埋 | 100 | 21,315.00 | 2,131,500 | 21,745.00 | -43,000 |
売埋 | 100 | 21,515.00 | 2,151,500 | 21,650.00 | -13,500 |
売埋 | 100 | 21,675.00 | 2,167,500 | 21,669.00 | 600 |
買埋 | 100 | 21,850.00 | 2,185,000 | 21,780.00 | -7,000 |
買埋 | 100 | 21,934.20 | 2,193,420 | 21,942.20 | 800 |
始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|
22,000円 | 22,470円 | 21,140円 | 22,260円 |
ニトリホールディングス(9843) プラス500円
ニトリホールディングス(9843)は、マイナスなしのプラス500円で試合終了としました。
売買高は100株でした。
東京エレクトロン(8035)のトレードがあまりにもダメダメだったためニトリホールディングス(9843)に目を向け、1回だけトレード。
9時22分に22,315円で100株を売建、すぐに22,310円で買埋して500円を利確しました。
直近3営業日のように、寄付から上昇、天井をつけて下落の動きかと思いました。
22,300円が節目かと思い売建したのですが意外と下がらず、1ティックの利確にとどまりました。
その後はまた東京エレクトロン(8035)に集中してしまったのですが、惜しいことに7分後には22,400円を節目として上昇が止まり、下落が発生していました。
今日のニトリホールディングス(9843)は、後場になると強さを取り戻し、後場寄りギャップアップからジリジリと上昇。
大引け間際で一気に下げたものの、最終的には終値22,340円で大引けを迎えました。
取引 | 数量 | 決済単価 | 決済額 | 取得価額 | 実現損益 |
---|---|---|---|---|---|
買埋 | 100 | 22,310.00 | 2,231,000 | 22,315.00 | 500 |
始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|
21,905円 | 22,470円 | 21,875円 | 22,340円 |
NF日経レバ(1570) プラス106円
NF日経レバ(1570)は、マイナスなしのプラス106円で試合終了としました。
売買高は100株でした。
寄成で1株を買建し、10時0分に売埋。
106円を利確しました。
こちらも今日は上がるだろうと思っていました。
理由は東京エレクトロン(8035)の項で書いたとおりです。
そこで「寄成で買ってしまえ」と思ったわけですが、もし上がらなかった時が恐ろしい。
そこで、勝っても負けても大したことにならない数量でエントリーすることにしたというわけです。
1株であれば、大勝ちしても数百円、大負けしても数百円なので気が楽です。
とはいえこの金額ではあまりトレードする意味もありませんが…。
取引 | 数量 | 決済単価 | 決済額 | 取得価額 | 実現損益 |
---|---|---|---|---|---|
売埋 | 1 | 23,556.00 | 23,556 | 23,450.00 | 106 |
始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|
23,450円 | 23,715円 | 23,005円 | 23,205円 |
スイングトレードの倉敷紡績(3106)を利確してプラス6,647円
9月5日に買建したスイングトレード用の倉敷紡績(3106)を利確してプラス6,647円となっています。
2024年9月10日の日経平均騰落寄与度ヒートマップ
日経平均採用銘柄の株価一覧 :株式 :マーケット :日経電子版
エレクの下げには耐えられないが日経レバの下げには耐えられる
今日のトレードで気づいたことは、
東京エレクトロン(8035)の下落には耐えられないがNF日経レバ(1570)の下落には耐えられる
ということです。
東京エレクトロン(8035)の-43,000円は怖くて狼狽売りしてしまうが、NF日経レバ(1570)の-445円は恐れずホールドできるのです。
恐怖心が利確チャンスを遠のかせる
東京エレクトロン(8035)のトレードでは、下落に耐え切れず損切りしてしまったため、その後の利確チャンスを逃してしまいました。
一方、NF日経レバ(1570)のトレードでは、下落も耐え切って利確に持ち込んでいます。
恐怖心の原因はキャパオーバー
もし僕が資産1億円のトレーダーであれば、東京エレクトロン(8035)の-43,000円も難なく耐え切っていたのではないでしょうか。
つまり、僕は今、「身の丈に合わない銘柄をトレードしてしまっている」ということです。
東京エレクトロン(8035)は僕がトレードするような銘柄ではない。
もちろん、「値嵩株」という意味ではニトリホールディングス(9843)やファーストリテイリング(9983)も同様です。
例えばソシオネクスト(6526)であれば、今日寄成で100株を買建して安値まで下がっても株価的には48.5円。
金額にして-4,850円です。
高値で売り抜けたとしても、利確できる金額は7,600円。
おそらくその手前のどこかで利確してしまうと思いますが、東京エレクトロン(8035)をトレードするよりは良い結果になっていた気がします。
「含み損を耐える」という前提
ただ、上記の考え方は「含み損を耐える」つまり「損切りをしない」という前提に立った考え方です。
損切りができないなら、それでも大きな損失にならないような銘柄をトレードする。
ということです。
確かにこの考え方は一理あると思います。
ただ、これでは得られる利益にも限界があります。
「損小利大」ならぬ「損小利小」です。
また、そもそもデイトレの絶対的ルールとしてある「時間軸を途中で変更しない」に反しています。
「上がる」と思って買建したものの下落してしまい、「『待っていれば』上がるはず」と時間軸を変更してしまうのはリスクを増大させます。
小型株であっても、損切りを早くすることで、-4,850円の損失を-1,000円にすることはできます。
兎にも角にも「早い損切り」
前述したように、小型株で「含み損を耐えて上昇を待つ」というトレードも一つの方法ではあると思います。
ただ、それでは狙える利益も限られており、やはり「損失を最小に抑える」ことはできません。
とするならば、「値嵩株をトレードしつついかに損失を抑えるか」ということが重要になるわけですが…。
答えはわかっています。
兎にも角にも「早い損切り」。
これしかありません。
今日も、買建をしたまま上昇を待つのではなく、一旦早い段階で損切りをして、多少なりとも下で買い直せばよかっただけの話です。
とにかくちゃんと損切りをすること。
もう何度も自分に言い聞かせていることですが、そろそろ本当に深刻なので、重大に捉えて対応していきます。