またもファストリ(9983)で大損害 メンタルの弱さが致命的

スイングトレードレポート052

7月1日から7月2日にかけてファーストリテイリング(9983)をスイングトレードし、またも大変な特大損失を出してしまいました。

その金額、なんと合計212,740円
またもとんでもない金額です。

期間株数買建時単価売埋時単価損益金利
7/1〜7/1100株48,390円47,381.0円-101,271円371円
7/1〜7/2100株48,200円47,350.0円-85,739円739円
7/1〜7/2100株47,600円47,350.0円-25,730円730円

48,390円の建玉は、当日のうちに売埋してしまっているのでスイングトレードかといえば厳密にはそうではないかもしれませんが、スイングトレードの前提でトレードを始めているので、スイングトレードとして扱います。

前々回が-298,743円(200株 2/19〜3/10)、その前が-279,232円(300株 1/10〜1/15)、さらにその前が-73,705円(300株 1/6〜1/7)と、ファーストリテイリング(9983)でスイングトレードをするたびにことごとく特大の損失を出すに至っています。

ちなみに前回(6/13〜6/18)は、-170,625円(200株)、+151,936円(200株)で合計-18,689円と「特大損失」とまではいかず、惜しくも残念な結果となっています。

目次

7月1日急落 下げ止まりで買建 のはずが…

2025年7月1日、寄付から株価が急降下。
チャンス!とばかりに下げ止まりを待ち、下げ止まったかに見えた9時11分、48,390円で100株を買建。

ところが下落はここでは止まらず、さらに下げる展開。
9時44分に48,200円で100株を追加買建します。

下落はさらに進行。
時間の経過とともに株価もズルズルと下がっていきます。

あまつさえ後場寄りでは大幅急落。
ここでさらに100株を追加。
12時47分に47,600円で買建です。

これで明日、下げすぎによる自立反発が起こればかなりの利益になる予想。
49,000円まで一気に戻ってくれれば28万円ほどの利益になります。

が、逆に続落すればとんでも無い損失になります。
ファストリ300株のインパクトはとてつもなく大きい。

「これはさすがにオイシイだろう」という期待と「明日以降さらに下げたらとんでもないことになる」という恐怖が入り混じります。

豆腐メンタルで100株を当日中に損切り

7月1日大引間際のタイミングで、300株合わせて含み損が20万円ほどとなっていました。

「もう下がらないだろう」というメンタルでいられるならそのまま300株ホールドでも良かったのですが、直前にXで某有名トレーダーの「ポジションを減らして守備体制」というポストを見てしまい、一気に恐怖が増大。
「せめて100株だけでも」と一番単価の高い100株を損切りしたのでした。

これにて損失-100,900円(買方金利371円を加算して-101,271円)なり。

豆腐メンタルで残り200株も翌日寄付直後に損切り

そして翌日。

寄付前の気配では「売り」優勢。
成行の売り注文が41,300株ほど、成行の買い注文が31,400株ほどで、気配値は買気配が46,880円、売気配が46,880となっていました。
「ギャップダウンから下か…。」と憂鬱な気持ちで寄付を待ちます。

そして迎えた寄付の時。
始値は47,150円。
そこから一度は下を試すも、47,040円まで下がると少しずつ反発してきます。

やや上げしぶり、「反発も限界か?」と思われた9時2分。
200株をまとめて47,350円で売埋し、合計-110,000円(買方金利1,469円を加算して-111,469円)の損失となりました。

さらに下がると思われた株価はまさかの反発

7月1日の下げ方からいって、翌日7月2日はさらに下げるだろうと思っていました。
だからこそ、7月1日に100株、7月2日の寄付直後に200株を断腸の思いで損切りしたのです。

が、7月2日、株価はあれよあれよという間に上へ上へ。
なんとこの日の高値では48,170円をつけ、朝の損切りは完全に「しなくて良かった損切り」に。

あまつさえ翌日7月3日には寄付で大幅ギャップアップから大きく上を試す動き。
ここで高値48,740円を記録します。

7月1日の大引け間際に-101,271円の損切りをした100株すらも、ここまで「気絶」して持っておけば損切りどころか3万円ほどの利確ができていたのでした。

そう、一度は「気絶する」と決めたはずだったのです。
ところが、完全に怖くなってしまいそれができませんでした。

もし、仮に、「気絶」して300株を7月3日の朝までホールドできていたなら、なんと合計で最大203,000円の利益になっていたところでした。

20万円の利益になるはずだった300株を、メンタルの弱さゆえ20万円の損失に変えてしまったというわけです。
なんと不甲斐ないことか。

ファストリ(9983)はオーバースペック

やはり、ファーストリテイリング(9983)やディスコ(6146)といった値嵩株は僕にとってはオーバースペックということでしょう。

1日で10万円20万円と利益・損失が出るような銘柄は、そのインパクトに精神が耐えられません。

こういった銘柄をトレードできるのは、数万円数十万円の損失などものともせず、それよりはるかに大きな利益を狙っていくような資本力のある投資家だけなのでしょう。

僕のような弱小トレーダーがこういった値嵩株を取り扱うとすれば、デイトレで、数千円からせめて1万円の損切りでリスク管理できる状態に限られます。

身の丈にあった銘柄を取引することが大切だということがよくわかりました。
手っ取り早く稼ごうと欲を出しインパクトの大きな銘柄に手を出せば、必ず痛い目を見るということも。

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