昨日、デイトレのチャレンジが100日目を迎えました。
2024年1月22日、さくらインターネット(3778)を200株売買したのが僕の初めてのデイトレ。
早いもので、あれから半年が経過しました。
実現損益は現時点で-2,828,200円と、当初の目論見とは大幅に異なる金額になっています。
デイトレは甘くありませんでした。
ともあれ、これまでの取引を振り返り今後に活かしていこうということで、これまで取引をした全銘柄と実現損益の合計、売買高の合計を出してみました。
- デイトレでの取引、スイングトレードでの取引、中長期での取引を区別するのは手間がかかるので混ぜてしまっています。
- 実現損益合計金額の多い順に並べています。
銘柄コード | 銘柄名 | 実現損益合計 | 売買高合計 |
---|---|---|---|
7003 | 三井E&S | +65,230 | 400 |
9532 | 大阪瓦斯 | +61,200 | 200 |
6920 | レーザーテック | +52,228 | 4,200 |
9983 | ファーストリテイリング | +45,067 | 2,600 |
7974 | 任天堂 | +38,580 | 200 |
3106 | 倉敷紡績 | +36,100 | 100 |
4967 | 小林製薬 | +31,800 | 200 |
7525 | リックス | +27,000 | 100 |
6503 | 三菱電機 | +26,510 | 100 |
2809 | キユーピー | +24,800 | 100 |
4417 | グローバルセキュ | +14,531 | 2,000 |
7701 | 島津製作所 | +12,500 | 100 |
4493 | サイバーセキュリティクラウド | +11,751 | 100 |
4894 | クオリプス | +11,582 | 400 |
8725 | MS&AD | +9,076 | 400 |
7713 | シグマ光機 | +8,400 | 100 |
6506 | 安川電機 | +7,463 | 100 |
6366 | 千代田化工建 | +6,750 | 100 |
8136 | サンリオ | +6,701 | 2,500 |
7014 | 名村造船所 | +6,026 | 500 |
7733 | オリンパス | +5,930 | 400 |
7292 | 村上開明堂 | +5,910 | 100 |
3064 | MonotaRO | +5,240 | 300 |
8279 | ヤオコー | +5,141 | 100 |
4523 | エーザイ | +5,000 | 100 |
7740 | タムロン | +5,000 | 100 |
6141 | DMG森精機 | +4,904 | 100 |
7476 | アズワン | +4,900 | 100 |
2229 | カルビー | +4,800 | 100 |
4901 | 富士フイルムHLDGS | +4,800 | 100 |
2897 | 日清食品HD | +4,177 | 400 |
5019 | 出光興産 | +4,068 | 800 |
6118 | アイダエンジニア | +3,785 | 300 |
3191 | ジョイフル本田 | +3,728 | 400 |
9338 | INFORICH | +3,550 | 200 |
2491 | バリューコマース | +3,294 | 100 |
4444 | インフォネット | +3,130 | 700 |
6254 | 野村マイクロ・サイエンス | +3,000 | 100 |
6810 | マクセル | +2,520 | 100 |
4063 | 信越化学 | +2,064 | 100 |
5186 | ニッタ | +2,000 | 100 |
7011 | 三菱重工業 | +1,970 | 100 |
9101 | 日本郵船 | +1,954 | 200 |
6239 | ナガオカ | +1,440 | 300 |
5889 | JAPANEYEWEARHO | +1,179 | 200 |
4384 | ラクスル | +1,093 | 100 |
4543 | テルモ | +1,036 | 200 |
4776 | サイボウズ | +1,000 | 100 |
6104 | 芝浦機械 | +1,000 | 100 |
6762 | TDK | +1,000 | 100 |
7270 | SUBARU | +1,000 | 100 |
2768 | 双日 | +979 | 100 |
1888 | 若築建設 | +962 | 200 |
7705 | ジーエルサイエンス | +800 | 100 |
2929 | ファーマフーズ | +700 | 200 |
8306 | 三菱UFJフィナンシャルG | +577 | 500 |
4565 | ネクセラファーマ | +500 | 100 |
5257 | ノバシステム | +500 | 100 |
6323 | ローツェ | +339 | 400 |
3591 | ワコールホールディングス | +200 | 100 |
7157 | ライフネット生命保険 | +200 | 100 |
7623 | サンオータス | +100 | 100 |
6958 | 日本シイエムケイ | -700 | 100 |
6594 | ニデック | -900 | 200 |
4599 | ステムリム | -1860 | 200 |
6929 | 日本セラミック | -2,115 | 100 |
6832 | アオイ電子 | -2,156 | 400 |
3765 | ガンホー・オンライン・エンター | -2,360 | 100 |
8331 | 千葉銀行 | -2,499 | 1,300 |
4826 | CIJ | -2,900 | 200 |
3416 | ピクスタ | -3,150 | 500 |
5401 | 日本製鉄 | -3190 | 300 |
6338 | タカトリ | -4100 | 300 |
4425 | Kudan | -4800 | 300 |
7267 | 本田技研 | -5027 | 400 |
9166 | GENDA | -6,500 | 1,100 |
9009 | 京成電鉄 | -8,700 | 100 |
2760 | 東京エレクトロンデバイス | -11,096 | 5,550 |
6963 | ローム | -12,690 | 100 |
5574 | ABEJA | -12,900 | 6,900 |
7342 | ウェルスナビ | -13545 | 300 |
4479 | マクアケ | -14,430 | 500 |
2875 | 東洋水産 | -15068 | 300 |
8801 | 三井不動産 | -16,595 | 100 |
6871 | 日本マイクロニクス | -19,448 | 6,500 |
7832 | バンダイナムコHLDGS | -22,400 | 100 |
2644 | GX半導体日株 | -22,550 | 50 |
3166 | OCHIホールディングス | -26,460 | 100 |
9509 | 北海道電力 | -29170 | 3,100 |
5253 | カバー | -31,030 | 6,900 |
9697 | カプコン | -33,400 | 800 |
4382 | HEROZ | -41,436 | 100 |
9235 | 売れるネット広告社 | -41,560 | 400 |
9433 | KDDI | -43,500 | 100 |
4004 | レゾナック・ホールディングス | -60,380 | 100 |
5595 | QPS研究所 | -75,357 | 2,300 |
6526 | ソシオネクスト | -77,774 | 19,900 |
8035 | 東京エレクトロン | -106,755 | 35,025 |
6146 | ディスコ | -124,161 | 3,400 |
6315 | TOWA | -155,637 | 1,700 |
4259 | エクサウィザーズ | -158616 | 1,000 |
3778 | さくらインターネット | -287,691 | 37,800 |
3498 | 霞ヶ関キャピタル | -2,075,359 | 46,000 |
桁違いに大きい霞ヶ関キャピタル(3498)の損失額
わかってはいましたが、やはり霞ヶ関キャピタル(3498)の損失額-2,075,359円は桁違いに大きい金額です。
まさに読んで字のごとく「桁違い」です。
「シームレス押し目拾い投資法」や、「『上がる』前提」での600株スイングトレードなど、無謀な試みをしてしまった報いは、予想だにしなかった大きな損失となりました。
半年間、デイトレ・スイング・株式投資をやってきて、最大の後悔は霞ヶ関キャピタル(3498)に手を出してしまったことです。
企業も株価もものすごい勢いで成長しており、キラキラと魅力的に見えて、「稼げる」と勘違いしてしまいました。
もちろん、企業や銘柄は何も悪くありません。
僕が分不相応に手を出してしまったことが問題だったのです。
当時高値19,620円をつけた霞ヶ関キャピタル(3498)の株価は、6月27日時点では終値13,530円となっています。
イケイケだった当時の勢いは見る影もありませんが、またあの頃のような霞ヶ関キャピタル(3498)を見られる日が来るでしょうか。
さくらインターネット(3778)では喜びも苦しみも
さくらインターネット(3778)は僕が初めてデイトレにトライした銘柄です。
初デイトレ時点では信用取引などわからず、現物でデイトレをしていました。
現物での売買は1日に1回までのはずですが、なぜか100株で2回取引できました。
不思議です。
この初めてのデイトレで12,650円を稼ぎ出し、味をしめてしまいました。
その後、4,300円ほどで200株を現物購入し、株価が10,000円を突破して大歓喜するも、急落して6,000円ほどで利確するという、嬉しいながらも悔しい思いをしたり、「下がる」と確信して空売りをおこなうもストップ高まで上がられ恐怖を味わったりと、喜びも苦しみも味わわせてくれたのがさくらインターネット(3778)という銘柄です。
初めての値嵩株 東京エレクトロン(8035)
デイトレを始めた1月や2月初頭はまだ負けをそれほど経験しておらず調子に乗っていたので、「もっと効率よく稼ぐには」と値嵩株を物色し始めました。
そして出会ったのが東京エレクトロン(8035)です。
しかも初めのうちはなかなか調子が良く、「やりやすい銘柄」と好印象を持っています。
今となっては売買高35,025株(現物の未満株取引が含まれています)で実現損益-106,755円と、ワースト6位となる損失額を出していますが。
とはいえ、以前ほど頻繁ではないにせよ、やはり今でも取引をすることはある、好きな銘柄です。
実現損益2トップ 三井E&S(7003)と大阪瓦斯(9532)はスイングトレード
三井E&S(7003)まさかの実現損益トップ
実現損益トップがまさか三井E&S(7003)とは思いませんでした…。
三井E&S(7003)はまだ加熱感が出る前、株価が1,200円くらいだった頃に100株を購入しており、加熱感のピークが過ぎた頃にこれを売却しました。
ちょうどさくらインターネット(3778)と同じタイミングでした。
株価はピーク時には2,800円を超えていたので、大変もったいないことをしました。
大阪瓦斯(9532)は効率よく利確
大阪瓦斯(9532)の取引はつい最近、6月に入ってからでした。
エネルギー関連の銘柄を物色していて程よい感があったので200株を購入したものです。
こちらは持ち続けるか売ってしまうか迷ったのですが、「今後下がってしまってはもったいない」と思い一旦売却することにしました。
現在の株価は売却時より160円ほど下がっていて、今のところ売却は正解だったと感じています。
意外にもレーザーテック(6920)が好成績
レーザーテック(6920)はデイトレのみの取引となります。
意外にも好成績の実現損益+52,228円となっていて驚いています。
売買高が4,200株ありますが、そのうちの3,900株が5月中の取引でした。
5月はレーザーテック(6920)が非常に好調で、それにうまくあやかることができたといった形でしょうか。
安定のファーストリテイリング(9983)が実現損益第4位
ファーストリテイリング(9983)もデイトレのみの取引銘柄です。
こちらの好成績は「やはり」といった印象です。
ファーストリテイリング(9983)はここ数日も何度か取引しており、非常に好印象を持っています。
つい先日のデイトレ98日目にも、霞ヶ関キャピタル(3498)とカバー(5253)で出した損失をディスコ(6146)とファーストリテイリング(9983)の利益でどうにか縮小し、傷を最小限に収めたことがありました。
ファーストリテイリング(9983)で「負けた〜!」という印象がありません。
実現損益「好成績はスイング・中長期」「悪成績はデイトレ」の傾向
好成績トップ10のうち8銘柄がスイング・中長期銘柄、逆に悪成績ワースト10のうち7銘柄がデイトレ銘柄となっています。
体感的にわかってはいましたが、やはり「デイトレは難易度がかなり高い」というのが正直な感想です。
僕自身の特性がデイトレに向いていないということは多分にあるかと思います。
- 慎重すぎてエントリーが遅れ、エントリーした時にはトレンドが転換している(高値掴みになる)
- 損切りが遅い
- ローソク足チャートを見て「上がってる!」「下がってる!」と見るや飛びついてしまう
僕の負けパターンはほぼ100%この3パターンと言っても過言ではありません。
これをどうにかできるよう、さすがにそろそろしっかりと対策を練ろうと思います。
なので、逆に言えば
- 決断が早く、切り替えも早い
- 初志貫徹でき、欲に負けない
というタイプの人はデイトレで強いかもしれません。
「どうせ上がる投資法」は活用していきたい
スイング・中長期の投資はつまるところ「どうせ上がる投資法」ということになります。
ファンダメンタルズや地合いといった様々な要因から「どうせ上がる」と判断した銘柄を買うわけです。
そして、長い目で見れば、株価はだいたい上がるわけで、やはり「買って待つ」に勝る勝ちパターンはないだろうと思います。
重要なのは「ちゃんと上がる銘柄」を買うこと(または「ちゃんと下がる銘柄」を売ること)です。
僕は、エクサウィザーズ(4259)やレゾナック・ホールディングス(4004)、KDDI(9433)等といった「上がらない銘柄」を高値掴みしてしまい痛い目を見ました。
これらの「上がらない銘柄」を高値掴みしてしまったら、すぐに間違いを認め損切りすることです。
意地になって持ち続けると、傷口は広がるばかりです。
銘柄に拘らない
例えば、霞ヶ関キャピタル(3498)で200万円の損失が出ているからといって、霞ヶ関キャピタル(3498)で今後200万円の利益を出す必要はありません。
もちろん、淡々と取引を繰り返す中で結果的にそうなるのであれば問題ないのですが、さまざまな要因で「この銘柄では勝てない」という状況もありえます。
取引するのがどの銘柄であろうと、200万円の利益を出せるのであれば200万円は200万円です。
その価値は変わりません。
銘柄にこだわるあまり相場感がつかめなくなり損失を広げるようなことになっては目も当てられません。
「チャンスは相場のどこにでも転がっている」と考え、いろいろな銘柄に目を向けられるようにしておきたいと思います。
損失分を「取り戻そう」とは考えない
僕の場合、実現損益のマイナス大きくなってきて「これを手っ取り早く取り戻すには」と考えた末に無謀な取引をして損失を大きく広げてしまったのが霞ヶ関キャピタル(3498)の取引でした。
「損失を取り戻す」という結果ありきで取引をしてしまい、希望的観測に目が眩み、相場が見えていなかったということです。
ちなみにこれは以前テスタさんがYoutubeの動画の中で「これをやってしまうと負ける」とおっしゃっていた内容にズバリ当てはまり、「こういうことか」と納得した次第です。
現時点で損失額が-280万円とかなり嵩んできていますが、これを「取り戻そう」とはせず、「負けないトレード」を繰り返すことで、数ヶ月後には「結果的に取り戻せた」となれるようにしていきたいと思っています。
これまでもそのつもりで臨んではいましたが、ついつい勝ちたくなってしまい痛い目を見ることも多くありました。
金額も金額ですので、いよいよこれまで以上に真剣に取り組まなくてはならなくなりました。
デイトレ、スイングトレード、株式投資は、素直に「楽しい」と感じられ、また、うまく活用すれば資産をどんどん増やすこともできます。
僕にとってのデイトレ、スイングトレード、株式投資が、「お金を使って楽しみを買う」ようなことにならないよう、肝に銘じていきます。